知らないと後悔するかも…?ということで臍帯血の紹介をしたいと思います。

臍帯血ってそもそも何なの?
臍帯血とは…?
へその緒に含まれる血液のことです。それの何が凄いのかというと、臍帯血には”幹細胞”と呼ばれる体を作る元となる細胞が数多く含まれています。
現在では十分な治療法のない脳性麻痺や自閉症など、さまざまな疾患に対しての再生医療・細胞治療での利用の可能性が高まっています!子どもにもしもがあった時に、使えるかもしれない希望となる可能性を秘めています。
私が産院で紹介された時に見たビデオでは、臍帯血を使って自閉症が治った海外の事例が紹介されていましたが、今調べても詳細が出てきません…。
脳性麻痺に効果があったという記事が出てきたのでリンク貼って置きます。


将来的に治療できる可能性が広がるんですね
※本人以外の場合、例えば兄弟間でも適合率は25%ありますので第一子のときは知らなかったけど、下の子のときに採取したという場合でも上の子にもメリットはあります。
臍帯血が取れるのは出産のときだけ
出産の一度のみしか臍帯血は取ることができません。
出産後、へその緒が切られたときに医師や看護師の手によって臍帯と胎盤に残っている血液が採取されます。このとき、赤ちゃんやママへの痛みや危険はないので安心してくださいね。
臍帯血バンクの種類
公的さい帯血バンクと臍帯血プライベートバンクの2種類があります。
公的さい帯血バンクは、お母さん達から無償で提供していただき、白血病などの病気で移植を必要とする患者さんのために使われます。
臍帯血プライベートバンクでは、本人や家族が将来何らかの治療に使うことができるようになる可能性を想定して、臍帯血の保存が行われており、保管を依頼する場合には、保管のための、費用を支払う必要があります。
※厚生労働省HP参照

今回、申し込むのは臍帯血プライベートバンクなんですね。
現在、臍帯血プライベートバンクの事業の届出を行っているのは、株式会社ステムセル研究所と株式会社アイルの2社になります。
私が申し込んだのは株式会社ステムセル研究所です。ステムセル研究所の申し込み方法について解説していきます。

申し込み方

子どもにもしもがあった時に治療できるかもしれないってことは分かったけど、どうやって
申し込んだら良いの?
資料請求・返送
まずはステムセル研究所のHP、または電話で資料請求を行います。自宅に契約に必要な書類が届くので返送します。
資料は内容は下記になります。
「依頼書(同意書)」の2枚目
「健康調査シート」
採取キットが届く
返送した後は、ステムセル研究所から、臍帯血採取に必要な採取・母体血採決キットが自宅に送られてきます。入院する際に、産院に持参します。その時に医師やスタッフに「さい帯血採取を お願いします」と声掛けしておきましょう。

私の場合は出産ぎりぎりだったため、資料請求した時点で電話がありました。電話の時点で契約の意思を伝え、資料と採取キットを同時に送ってもらいました。
担当医に依頼・提出
通っている産院の先生に資料に入っていた病院へ提出用の「依頼書(同意書)」(黄色)を提出します。

資料が届いた後、一番早い検診で臍帯血をしたい旨を伝えました。
「書類・採取キットの提出は出産時に」と言われたので、その時までは自宅で保管していました。
※産院によって提出のタイミングが異なります。産院またはステムセル研究所に確認するようにしましょう。
契約書の保管
「依頼書(同意書)」の3枚目(ご契約者様控)
保管までの流れ
1.陣痛が来て、病院に向かう際に入院セットと一緒に書類・採取キットを持っていき、医師や看護師さんへ預けます。
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2.出産後、へその緒をカット・胎盤摘出時に医師またはスタッフが採取を行います。
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3.採取された臍帯血は、48時間以内にステムセル研究所に届けられます。ステムセル研究所への連絡などはすべて産院のスタッフが行うので、妊婦さんは何もしなくてOKです。
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4.報告書が届く
無事に保管が完了するとステムセル研究所から「さい帯血採取・分離・保管報告書」「さい帯血 血液型検査結果報告」が届きます。さい帯血摂取量や細胞数、細菌検査、保管期間などが記載されています。子どもの血液型も教えてもらえるので、わざわざ産院にお金を出して調べてもらわなくて良いのも嬉しいですね。

血液型を教えてもらえることを知らなくて産院に調べてもらってたので、今思えば無駄な出費になってしまいました。
料金は?支払方法
保管期間によって契約料金が異なります。※表示価格は税抜表示
保管期間 | 分離費用(初回のみ) | 検査機関費用(初回のみ) | 初期登録費用(初回のみ) | 保管費用 | 合計 |
1年 | 140,000円 | 30,000円 | 20,000円 | 5,000円 | 195,000円 |
10年 | 140,000円 | 30,000円 | 20,000円 | 50,000円 | 240,000円 |
20年 | 140,000円 | 30,000円 | 20,000円 | 100,000円 | 290,000円 |

最低でも19.5万ってめっちゃ高い…
多分、みなさんそう思われたと思います(笑)私もそう思いました。
ただ、ステムセル研究所では分割払いも可能です!12回、24回、36回の3パターンから選べるのでご自身の収入状況によって選べるので安心ですね。

我が家では2人目の時期も考えて36回払いにしました!
自分専用の担当者が付いてくれる
ステムセル研究所では、専任の担当者が付いてくれるので、資料請求した時からずっと同じ担当の方が電話対応してくださいます。資料に顔写真付きの名刺が入っているので、どんな人か分かるのも安心ですね。どんなことでも気軽に相談できますし、フリーダイアルなので通話料もかかりません!
実際に見学にも行ける
ステムセル研究所では、さい帯血を保管している細胞処理センター(CPC)に見学に行けるようです!
これ凄くないですか?どんな風に保管されているか気になるし、凄く興味あるんですが、遠方のため私は行けてません…。
お近くの方はぜひ見学に行ってみてくださいね。センターの方に直接質問できるので、かなり面白いと思います。
まとめ
まだ治療法のない病気の特効薬になり得る臍帯血。採取できるのは出産の一回限りですので、ぜひこの機会に考えてみてはいかがでしょうか。
我が家では、臍帯血のことを知ってすぐに申し込んだので、知らずに後悔したという方を一人でも減らすことができれば良いなぁと思っています。

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